牧進(まきすすむ)Susumu Maki

1936年 東京都豊島区に生まれる
1952年 川端龍子に内弟子として入門
1957年 青龍社第二十九回展(日本橋、三越本店)に<白薔薇>を出品し初入選
以後、奨励賞3回、春季展賞4回受賞
1966年 師、川端龍子逝去 青龍社解散以後、無所属、個展を中心とした制作活動
1974年 第一回川端康成文学賞の設定にあたり、表彰状に添える作品を制作、以後毎回制作
1975年 今日の日本画 第三回山種美術館賞展に<叢>を出品、優秀賞を受賞
1979年 ソ連文化相の招きで日ソ美術友好使節団の一員としてソ連を訪問
1980年 外務省の依頼により<富貴花>を制作
1981年 春夏秋冬屏風展<紋様によせて>日本橋、三越本店で開催
京都、ふたば書房から「牧進-現代の屏風絵」が刊行
外務省の依頼により<愛華霊盛>ASEAN本部に寄贈。
1982年 「日本経済新聞」夕刊連載の邸永漢「食指が動く」の挿絵を制作
1983年 東京都小平市役所竣工に当たり、壁画<樹下喜憂>を制作
朝日新聞夕刊連載のドナルドキーン「百代の過客日記にみる日本人」の挿絵を制作
外務省の依頼により、中曽根総理大臣訪問に当たり<牡丹>がフィリピン政府に、<菖蒲>がマレーシア政府に寄贈
1984年 政府依頼により、カナダブリティッシュコロンビア大学の壁画<梅紅白>を制作
「牧進画集」が講談社から刊行
1985年 諸外国との友好親善の功績により、外務省から表彰される
1986年 百花素描展<日本橋、三越本店で開催 外務省の依頼により
パリ日本人大使館公邸壁面<翔>の制作
1988年 川端康成没後15周年<川端文学を描く牧進展>日本橋三越本店にて開催
1990年 名古屋、御園座の緞帳原画<喜久遊舞>を制作
1997年 <日本の四季>パリ三越エトワールで開催
1998年 <牧進作品展>箱根、芦ノ湖 成川美術館で開催
諸外国との友好親善に尽力し、美術界の発展に寄与した功績により文部大臣から表彰
2000年 外務省の依頼により、オマーン国へ 「弥生の頃」を寄贈
2002年 伊勢神宮、神楽殿<淑気>を奉納
2003年 池上本門寺霊寳殿壁画<煌櫻>を制作
「花の調べ・春夏秋冬 牧進展」(姫路・山陰百貨店 50周年特別企画)
2004年 「四季の彩 牧進展」(日本橋三越本店)
2005年 「星星會―下田義寛・竹内浩一・田渕俊夫・牧進」(髙島屋 東京日本橋/大阪/京都/横浜/名古屋)、以後2013年の第5回展まで隔年開催。
2006年 第17回両洋の眼展(日本橋三越本店他)で、「朝清水」が河北倫明賞を受賞。
郷さくら美術館開館記念展に「三春滝桜」「菊日和」「芙蓉」を出品。
愛知県一宮市の妙興報恩禅寺の襖絵「四季生生図」を制作。
2007年 「画業50周年 牧進展~日本の美を描く~」(福岡・三越他、NHKきんきメディアプラン企画)。
髙島屋美術部創設百年記念 現代日本画・洋画 名家百画展(髙島屋 東京日本橋/京都/名古屋/大阪/横浜)。
2008年 名匠・牧進「日本画のすべて」展(箱根・芦ノ湖 成川美術館)。
2009年 日本の美「牧進展」四季生生特別展(愛知・一宮市博物館、主催=一宮市博物館、中日新聞社)。
2010年 髙島屋美術部創設百年記念「春夏秋冬”自然彩花“牧進展」(髙島屋 東京日本橋/京都/大阪/横浜/名古屋)。
2013年 「春夏秋冬―彩遊―牧進展」(日本橋三越本店他)。
2014年 「日本画の伝統と未来へ 星星會展」(北海道立近代美術館、髙島屋日本橋店、松坂屋美術館、京都文化博物館、広島県立美術館、主宰=星星會実行委員会、日本経済新聞社、NHKプロモーション)。

現在 無所属

関連記事

  1. 堂本印象(どうもと いんしょう)Insho Domoto

  2. 川合玉堂「渓畔の春」41.7x59.8㎝

    川合玉堂(かわいぎょくどう)Gyokudo Kawai

  3. 竹内栖鳳「家鴨」

    竹内栖鳳(たけうち せいほう)Seihou Takeuchi

  4. 西田俊英(にしだ しゅんえい) Syunei Nishida

  5. 後藤純男 (ごとうすみお)Sumio Goto

  6. 熊谷守一(くまがい もりかず)Morikazu Kumagai

  7. 須藤和之(すとうかずゆき)Kazuyuki Sudo

  8. 齋藤満栄 (さいとうみつえい)Mitsuei Saito

  9. 中村朋子(なかむら ともこ)Tomoko Nakamura